あれは、2022年の夏だった。
大阪市内に移り住んで5ヶ月目だった。
私は突然、「パニック障害」に見舞われるようになってしまった。
症状としては、まず、電車(地下鉄)に乗れなくなりました。
脚がガクガク震えて、普通に立っていられないんですよ。
吊り革を持つ手もブルブル震えて、周りからジロジロ見られましたね〜😔
最初は、「離脱」カナ?って思ったのですが…違いました。
エスカレーター(特に下り)も無理になりました。普通の階段も同様です。
そもそも、大阪市内の地下鉄は深すぎるんだよな‼️😡
そして、ついには、高層ビルでの高層階の職場(特に窓際)では働けなくなってしまいました😭
周りは「高所恐怖症」だろう?って笑いますが、そんな生易しいモノではありません。
腰が抜けて立てなくなり、目眩が酷くなり仕事ドコロではなくなります。何度か医務室に運ばれました。
大阪市内で働く事において、これは致命的な障害となってしまいました。
そこで私は、当時「コロナ禍」だった事もあり、【在宅ワーク】に目を付けたのでした。
この判断が、失敗の始まりでしたね。
スマホの広告に出てきた消費者金融と何とな〜く契約してしまった😞
そして、EDIONでノートPCとプリンタを購入し、インターネット契約も結んだ。(たしか、総額15万円位だったと記憶している。)
そして、無事に商品も搬入し、ネットも繋がるようになった。
これで在宅ワークが出来るぞ‼️とやる気スイッチがONになったのだが…転職先は見つかるのだが、通信速度の基準値をクリアしていないらしく、ことごとく断られてしまった。
これは、正直「大誤算」😱だった💦
業者の話としては、私が住んでいた場所は集合住宅だらけで、マンションの周りに隣接している建物と通信干渉を起こしているのが原因らしかった。
普通にネットをする分には支障はないのだが、在宅でコールワークをするには不安定すぎるという事だった。
お先が真っ暗になった…
市内のオフィスで働けない私にとって、在宅ワークは最後の頼みだったのだが、全ての計算が狂ってしまった。
パニック障害はそう簡単には治らない。
すっかり落ち込んだ私は、お決まりの「酒」に堕ちていってしまった。
人間が壊れるのは、あっという間である。
2022年の10月〜12月までの記憶が全くない。気づけば、年が明けていた。
そして、血迷った私は思わず「いのちの電話」に電話していた。
そこでようやく自治体の生活福祉課に繋がり、あれよあれよという間に「生活保護」のお世話になる事になったのだった。
2023年の2月から、生活保護受給者となり、6月から3ヶ月間、アルコール依存症治療の専門病院に入院しました。
退院後はもっと家賃の安い場所に引っ越しをして、新しい自治体のケースワーカーさんに弁護士さんを紹介されてもらい「自己破産」の手続きに入ったのだった。
時は、2024年1月になっていた。
生活保護受給者になるのも、自己破産を申請する羽目になるのも、始まりはちょっとした事だったと思う。
でも、結局は原因に必ず絡んでくるのが「酒」なのである。やっぱり、酒は怖いです・・・😭
最後までお読み頂き、有難うございました。
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