世間の皆さんは、「アルコール依存症」を、一括りで考えていらっしゃると思います。
しかし、それは実は間違った認識なのです。
私が見てきた実体験と共に、5段階に分けて説明していきたいと思います。
【レベル1】
まだ、年も若くて、酒の怖さを全く知らないタイプ。合コンなどでチョーシに乗って、カクテルとか飲んで、トイレで吐いたりする。家で1人で飲んだりはしない。こういうタイプは入院はしてこないし、私の嫌いなタイプ(笑)絶対に一緒に飲みたくないですね〜。
【レベル2】
段々、酒の味を覚えてきて、量は少ないが毎日晩酌するようになってくる。年代でいえば、25〜30才くらいだろうか?ガンマGTPの値は50〜90くらい。まだまだ入院するレベルではないが、予備軍である事に変わりはない。
【レベル3】
そろそろヤバい。酒量も増え、休肝日もなくなり、呑む酒のアルコール度数も高くなってくる。臓器に負担が掛かり始め、ガンマGTPの値も個人差はあるが、三桁に突入し、200〜300くらいになってくる。脂肪肝になる場合が多い。ココが引き返す分岐点となる。今の宮サコ博之氏がこの辺りだと想像する。
【レベル4】
いよいよヤバい。毎晩どころか、朝昼晩呑む「連続飲酒」に突入する。家庭や仕事に支障をきたすようになり始める。ガンマGTPも500以上となり、人によっては4,000くらいになってくる。肝臓だけではなく、腎臓や膵臓、胆のうにも負担がかかってくる。場合によっては、自力歩行も困難となり、車椅子のお世話になる事も…。まだ治療の可能性はあるが、異常に痩せ始める。脳萎縮が進行し始め、記憶障害や言語障害となる。
【レベル5】
完全に末期状態です。肝臓が肝硬変となり、事実上死んでおり、もはやガンマGTPの測定は不可能です。腹水が溜まり、まるで妊婦さんのようにお腹だけが異様にポッコリとなります。四六時中、点滴を受け続ける状態となり、それと同時に腹水を抜く事となります。入院して知り合った私の知人はすべて他界されました。
如何でしたでしょうか?少しはアルコール依存症の怖さ😱が伝わったでしょうか?
レベル3を超えると、ナニよりも「酒が優先」となり、息を吐くように平気で嘘をつくようになる。友人との大切な約束をすっぽかしたり、仕事でも大きなミスを犯したり、社会的信用をなくしていく。
そして、更に孤立を深めていき、人目を避け酒を呑むことしか無くなるのだ。待っているのは、栄養失調と内臓疾患である。
決して、自分は大丈夫♫などといった馬鹿げた考えは捨ててください。
私自身、アルコール依存症で合計4回も入院したから言えることです。
幸い、私は酒が止まっており、健康を取り戻す日々を生きております🙂
どうか、頑張ってください。あなたを想っている大切な方々の為に…✨️
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