〜20代中頃の飲み方〜
24才になり、社会人になった。
就職してから、一気に生活が変わった。
特に私は外食産業(牛丼チェーン)
に就職したものだから、
一般の方よりもお酒との距離は
非常に近かったように思う。
勤務先も、東京の新宿や池袋などの
繁華街となり、飲み屋さんが多く、
お客さんも夜は酔っぱらいが多かった。
酔ったタチの悪い客に絡まれるのは日常茶飯事だった…。
土曜の朝4時とかは、お店の中が、
ホストやキャバ嬢だらけになる事なども
珍しくはなかった💦
既に、お酒は大好きになっていたので、
勤務終了後はアルバイトと一緒に
居酒屋🏮に行くようになっていた。
帰宅してからは家で独りで呑むのが、
当たり前になっていた。
次第に、勤務時間も不規則になり、
その内に、朝昼晩を問わずに
飲酒するようになっていた。
私の中では、朝からお酒を呑んでも良いのは、正月の三が日だけだと教えられていた。
それが、当たり前の認識だった…。
当初は、朝から飲酒することに罪悪感?背徳感?みたいなモノはあった。
呑んだ後は、何かいつも、後ろめたい気持ちになっていた…
それは、誰に対して感じていたのか…
親なのか、社会に対してなのか、
その辺りは良く分からなかった…
それが…、いつからだっただろうか?
『後ろめたさ』を感じなくなっていた。
入社2年目になると、店長代理となり、お店からの呼び出し等が増えた。
アルコールが抜けていない状態のまま、働くことも少なくなかった…
こうして、常にアルコールと背中合わせのまま、勤務を続け、気づいたら店長になっていた。
職務の責任が増すにしたがって、
酒量も増えていった…
今でも良く思う事がある…
最初のアルバイト先が、あのコンビニじゃなかったら、どうだっただろうか?
そして、真面目に大学に行って、ちゃんと就職活動をして、一般企業に入っていたら、どうだっただろうか?
そんな、今となってはどーにもならないコトばかりを考えたりしている。
残念ながら…『時は戻せない』
25才の私は、立派なアルコール依存症の予備軍だったのだ…
26才になり、更に酒量は増えていった…
アル中のステージを一段、また一段と上がっていくのだった…
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