【入院18日目】アルコール依存症という魔物

 

たった今、私の担当の女性看護師と『認知行動療法』という勉強会に参加してきた。

 

そろそろ入院から3週間を迎えるにあたり、入院に至る今までの経緯と今後のプログラムを確認しあった。

 

その看護師は私が初めて入院した時からの知り合いで、あれから6年経ってすっかり看護師として成長されていた。多少厳しいことを言われたが、感謝している🙂

 

私もアルコール依存症で入院するのは違う病院も含めると、今回で4回目である。前回(2021年12月)は意気揚々と退院したものだが、ものの5ヶ月後にはSLIP💦してしまい、又してもアルコール依存症という魔物の軍門に下ってしまった😭

(SLIP→飲酒するという行為が全ての行動において最優先になるという事)

 

ちょっと話しは、横道にそれるが…同じ病院に入院している患者でも、入院理由は様々であり、アルコールにまつわる入院経緯だとしても、その方が必ずしもアルコール依存症の患者とは限らないのだ。

 

アルコール依存症ではない人ほど『飲酒は意志次第でコントロールできる!』と声高に叫ぶ。何も知らない人は黙っていて欲しい、本当に…😥

 

私も色んな経験を積んできて、その人がアルコール依存症なのかどうかが分かるようになってきた。その人の『顔つき』であったり、『体型』であったり、『考え方』で大体わかる。

 

まず、アルコール依存症の患者は痩せている人がほとんどで、ガリガリである。明らかに不健康そうだ。身なりもちゃんとしているとは言いがたい。顔つきも険しく、雰囲気は近寄りがたい。いかにも心に闇を抱えているのが丸わかりの感じである☹️

 

芸能人で言うなら、錦○亮さんのような感じです。研○オコさんみたいな患者さんも大変多いです。

 

中には、単なる酒乱であり、飲酒して暴れたから、一時的に入院させられた人なんかも居る。そういう人はアルコール依存症患者ではない。

 

アルコール依存症とは『病気』であり、一過性のものではないのだ。完治は見込みづらく、果てしない時間をかけて向き合っていかねばならないのである。

 

今の宮○氏を見ていると、7年前の自分の姿が重なるのだ。あの時の私は45才だった。

妻と両親に説得され、嫌々ながら現在入院している病院に診察に来たのだ。そして、電光石火の速さで入院が決まった。正直私はワケが分からなかったが、従うしかなかった。

 

今の宮○氏は、自分がアルコール依存症である可能性が極めて高いという事に気づいていない💧これは初期の初期の段階である。当時の私と全く同じだから、彼の気持ちが良く分かるのだ。

 

まずは、兎にも角にも診察を受ける事である。何もなければそれに越したことはない。

 

だが、『手が震えて字が書けない。酒飲んだら止まんねん』って言ってしまった以上、それは公然たる事実となる。

 

完全にそれは『離脱』の現れであり、振戦(しんせん)と呼ばれる立派な禁断症状である。

振戦はたしかに飲酒したら止まる。

しかし、それは何の解決にもなってはいない。アルコールが抜けたら又震えるし、飲酒したら止まる。その繰り返しである。次第に震えも大きくなり、そのサイクルも短くなっていく。字が書けないどころか、スマホも打てなくなるし、自分で靴下も履けなくなるぞ、宮○よ。

 

こうなったら、宮○氏の家族、仕事仲間らが宮○氏の首根っこをふん捕まえてでも病院に連れていくべきである。もう、宮○氏が自分がアルコール依存症であることを受認しようがしよまいが、どーでもいい。受認を待っていたら、症状はどんどん悪化の一途をたどるだろう…。

 

今後は離脱との厳しい戦いが待っている。素人が離脱の苦しさに耐えきれるワケがない。医師の指導のもと、離脱が終わるまで入院するべきだ。期間は概ね1週間〜2週間程度だろう。

 

アルコール依存症は魔物😈だ。

 

逃げることもやり過ごすことも不可能である。一旦ロックオンされたら終わりだ。一人では戦えない。周りのサポートも不可欠だ。

 

もう入院するしか助かる術はない。

 

入院さえすれば、身体の悪い所も見つかるし、立て直しもできる。

 

宮○博之氏の英断を求む。

 

最後までお読みいただき、有難うございました。

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