この度、【アルコール性認知症】というものについて、講義を受けた。
それは、アルコールを多量に飲み続けたことにより、脳梗塞などの脳血管障害や、ビタミンB1欠乏による栄養障害などを起こし、その結果生じる認知症です。
私に当て嵌まることが多い内容だったので、非常に興味深かった。
私が入院する三ヶ月前だった…💧
私はおかしな状況に陥っていた。
もちろん飲酒はしていたのだが、好きな筈の酒も飲めなくなり、ひと口飲んでは、直ぐに布団に横になる、そんな状態だった😔
酔い潰れているワケではなかった。
それしか呑めない身体になっていた。
この時の状況を、今のケースワーカーや、主治医、看護師に上手く伝えたいのだが、それが上手く出来ないのがもどかしい😣
何せ当の本人ですら、思い出せない記憶なのだから…。
ただ、はっきり覚えているのは、私はいつからか時間の感覚を失っていたという事だ。
おかしくなる以前は、体内時計はある程度正確だった。
狂っても2時間程度で、そんなに影響はなかった。
しかし、今年の春くらいからは狂いが大きくなり、6時間くらい狂うようになっていった。
ついには12時間の誤差を生み出すようになっていた。
「あれ?🤔おかしいぞ。」そう思った時には手遅れに近かった…。
⬇当時の主な症状は下記の通り⬇
- 歩行時にふらつく(自転車も)
- 起立が不安定になり、何かにつかまらないと立てなくなる
- 注意力、記憶力の低下
- 行動の抑制が出来なくなり、物を盗ったりする
- 今の日時、自分の居場所が分からない
- 実際には体験していないことをあたかも本当のように話す
作り話は記憶障害の一種で、記憶が欠落した部分を補うために覚えているものを繋ぎ合せて埋め合わせようとして起こるものなので、嘘をつこうとしているわけではない - 意欲がなくなり、趣味や好きなテレビ番組であっても興味を示さなくなった
驚いた😵💦
まさに、あの時の私そのものだ。
自分でも、薄々感づいていた。
これまでのアルコール依存症とは何か違うという事を…。
この頃の私は「空想」の中で生きていたように思う。
自分を実際には存在しない架空の人物に置き換えて、夢の中でストーリーを展開したりしていた。
そうか…。現実世界に興味を失っていったのは、アルコール性認知症になりかけていたのだ。
幸い、今は治療のお陰で回復傾向にある。
周りの方に感謝して、頑張っていこうと思います🙂✨🍀
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