こういう病院に入院するのは、これで4回目になります。
さすがに今回を最後にしますが…毎回思わされるのは「何でそんなに痩せているの?ガッリガリやん😵💦」みたいな人が本当に多いコトです。
アルコール依存症の患者の多くは大抵痩せていらっしゃいます。
統計をとったワケではないのですが、私が知った感覚としては、その特徴は下記の通りです。
- 病的に痩せている
- 身長が低い
- 自力歩行が困難
皆さん、とにかく痩せています。
男性なのに、身長に関わらず40Kg台がゴロゴロいます。
中には、30Kg台も目にします。
逆に、私のような体型(70Kg以上)は非常に少ないのにも驚かされます。
身長も全体的に低めですね。
一般社会ではスラッとした体型の男性や女性を拝見しますが、こういう病院ではほとんどお目にかかる事はありません。
同じく統計は取ってませんが、男性は170センチに満たない方が多いですね。
私は177センチありますが、かなり高身長の部類です。
私は過去4回の入院で180センチ以上の方に出会ったのは、1人しかありません。
アルコール依存症と身長…何かデータがあるのかも知れません。
そして、最後ですが、車椅子に乗られている方と杖をついている方の多さです。
酒で股関節をやられているので、自力で歩けないんですね。
理由は様々で、肝臓や膵臓がやられてしまっている場合や、腰回りの骨がスカスカになってしまっている場合があります。
いずれも回復には時間を要します。
何故そこまで呑んでしまうのか?と一般の方は思うでしょう。
それは、アル中の方は、酒で胃腸をやられてしまっている為、モノを食べたとしても、大抵は戻してしまうのです。
俗に言う、摂食障害とは違います。
その後は、酒だけを飲み続けます。
当然、アルコール依存症者の多くは慢性的な栄養失調です。
私も入院時80キロありましたが、脱水症状で栄養失調でした😔
お酒はかなりの高カロリーです。
体(肝臓)は、普通の食事よりも、アルコールの方を先に分解しようとします。
そのためカロリーはどんどん摂取しますが、生きるために必要な栄養素は不足していきます。
さらに、習慣的な飲酒を続けるとだんだん耐性ができていき、酔っ払うために必要なアルコールの摂取量はどんどん増えていきます。
その結果、アル中の人はお酒を飲み続ける事になります。
そして痩せ細っていきます。
おつまみを楽しみながら、酒を呑むアルコール依存症の人の少なさに驚かされます。
お腹に食糧があれば酔いがまわるのが鈍くなる、本来はそうやって体に負担をかけないようにして食事を楽しむものだけど…依存症の人にとってはもうそれは目的じゃないのです。
食べ物を買うぐらいならお酒を買うからです。
日本酒や焼酎、ウイスキーをお茶みたいに四六時中飲むので、何も食べません。
その内に栄養不足により脳が萎縮し、歩けなくなって寝たきりになります。
それでも酒を求め続けます。
⬆極端ではなく、実際にこういう方が病院内を徘徊していらっしゃいます。
最後ですが、紙オムツの方も多いです。高年齢でもない四十代なのに紙オムツなんて信じられない!って思うかも知れませんが、現実なのです。これも股関節がやられているためです。
また、いずれ書きますが…
アル中は「食べる」ことよりも、「呑む」ことの優先順位が異常に高いのです。
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