↑上のイラストは一流の商社マン(笑)
私の勤務先は田町から大手町になった。
お陰で、通勤時間は大幅に短縮した。
仕事先は、一流大学を出た『超エリート』ばっかりだった😯
先ず、身だしなみが全然違った。
スーツ、履いてる靴、つけている時計、鞄…全てが高級品✨だった。
特に、私は同社でもTOPと言われた、エネルギー開発事業部の担当となったので、エリート中のエリートが集結していた。
当時はまだブロードバンド(死語)が普及しておらず、ダイヤルアップ接続が普通だった。
私のクライアントは中東方面への出張が多く、良くカタールとかから電話が掛かってきたものだ。
やれ、メールが開けなくなったとか、データの復旧依頼などが大半を占めた。
当然、社内ヘルプデスクである以上、社内の社員さんへの対応もひっきりなしだった。
経理のオバちゃんは、ヘルプデスクというものを完全に勘違いしていて、自分の仕事の手伝いをさせようとするツワモノも居た…😅
もちろん、さすがにそれは断った。
働きだして、3ヶ月が経とうとしていた頃だった…
忘れもしない2001年の11月だった。
当時、中国🇨🇳で三井物産の嘱託社員が贈賄事件を起こしたのだ。
大挙として押し寄せるマスコミ…
私もマイクを向けられたが、答えようもなく走って逃げた…(-_-;)
当時、信じられない事を頼まれた。
事件に該当する部署のお偉いさんから、呼び出された。
ヤバそうな感じは肌で伝わってきた…
自分のパソコンが警察に押収されるから、その前にデータを逃したいというのだ。
『えぇっ?!』
思わず、大きな声を出しそうになった…
もちろん、出来ない事はなかった。
むしろ、逃がすだけなら、簡単だった。
しかし…いくらなんでもヤバ過ぎる!!
単なる請負社員の私が出来る事では到底無かった。
『もちろん、タダでとは言わない。コレだけ出すから!!』と、そのおじさんは指を2本立てた…
それが、幾らを指すのかは私には分からなかった…。
ただ、金額の問題ではなかった。
私は上司に相談するまでもなく、丁重にお断りした。
その後、どうなったのかは知らない。
それにしても、エリートの中身を知れたのは楽しかった。
よくメールデータの復旧を依頼されたのだが…つい、メールの中身を見てしまう事があったのだ。
さすが、超一流企業の社員だった…
平均年収1,200万のエリートは違った…
某テレビ局の女子アナたちと合コン三昧だったのだ…😯
住む世界があまりに違った…
私には、オート○ックスセブンの方が向いていた。
こうして、オフィスワークに飽きてしまった私は、刺激を求めて、再び外食産業に挑戦することにしたのだった…。
この続きは、【終わりの始まり】⑥と⑦をお読みください。
一部内容が被る部分があります。
お許しくださいませ。🙇♂🙇♂🙇♂
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