【終わりの始まり㉝】まだ地獄の入口に過ぎなかった…

 

苦しかった2015年が、ようやく終わろうとしていた…。

 

私は年明けに迫っていた退院の準備や心構えに追われていた。

 

しかし、今だからこそ言えるのだが…

 

この時の私は『断酒』に対して、本気で取り組もうとはしていなかった…。

 

元々が、何となく入院して、何となく治療プログラムに参加して、何となく断酒していただけの日々だった。

 

当時の私はまだ『アルコール依存症』という病気の怖ろしさを全く知らなかったと言って良かった。

 

もちろん、座学ではアルコール依存症の事は色々と学んだ。

 

しかし、自分自身がアルコール依存症という病に侵されていて、しかも、まだその立ち位置が、ほんの『地獄の入口』に過ぎなかったことを、あの頃の私は知る由もなかったのだ…💧

 

私はこうして、44歳という地獄の苦しみとなる一年を終えようとしていた。

 

しかし、そんな時でも、モリたちは私を気に掛けて、支えてくれた✨

 

モリは前の職場で仲良しだったアッキー👩を連れて、こんなフツーではない病院にお見舞いに来てくれたのだ。

 

本当に有り難かった❤️

 

でも、同じくらい恥ずかしく💦

情けなかった…😢

 

そして、2016年に年が変わった🌅

 

年明け早々、退院最後の締めくくりのプログラムとして、『断酒道場』への一泊二日の宿泊研修があった。

 

私は病院を代表して挨拶を担当した。

 

そんなこんなで…とにかく、3か月間の入院生活は終わった。

 

私は2016年1月10日に退院した。

 

当時の私は、

 

『もう二度と入院なんかするものか!』

 

そんなコトを思っていた。

 

その8ヶ月後にまた入院する事になるとは思いもよらない馬鹿タレだった…😓

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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