怖く、悲しいことである。
私は破壊的なアルコールの連続摂取により、脳が麻痺していった…。
異変に気づいたのは、今年の二月くらいだった。
まず、暗算が出来なくなった。
最初は大して気にしてなかったのだが…例えば、42-18みたいな簡単な計算に時間が掛かるようになった😔
常にスマホの計算機に頼るようになっていた。
気づいたら、指を折って数えることが増えていた。
クイズ番組などでも解るはずの答えが思い出せなかったり、芸能人の名前もサッと出なくなった😥
あれ?🤔おかしいな💧とは感じ始めていた…。
年齢的なものカナ?52才だし…みたいに楽観的に考えていたのだが、その内に笑えない事件を度々起こすようになった…。
オートロックから締め出される事が増えた。週に3回やらかした時は、さすがに引きました。
自転車で買い物に行ったのに、歩いて帰る。自転車は数日、コンビニに置きっぱなし。
テイクアウトで焼き鳥を注文しているにも関わらず、取りに行かない。電話した事すら覚えてない💧
スーパーで買い物して、会計後に袋詰めしたのに、持ち帰らず置いて帰る。盗まれたと思い、派出所に行く。
前日の行動はおろか、その日の行動すら思い出せない事が増えた。
そして、段々と物事を深く考えることをやめていくようになっていった…。
全てにおいて『ま、いっか』のひと言で済ますようになっていった。
そして、自分にとって不都合なニュースや情報などを避け、逃げるようになっていった。
例えば本来、目を背けるべきではない『ウクライナ情勢』や『国内の物価高騰』などの問題から、自分は関係ないとやり過ごすようになっていた。
確かに自分には何も出来ないが、現実に目を向け、問題に対して『考える』のと『考えない』のとでは大きな違いがある。
身体にとって良い食べ物、悪い食べ物があるように、野菜など全く摂らずに、半年以上に渡り、アルコールばかりを摂取し続けた。
人間として明らかに退化していく自分に気づいていたし、危機感は持っていたが、どうすれば良いのかすら分からなくなっていた。
とにかく、辛くなる前に7%のチューハイを体内に入れ、脳を麻痺させる事を優先していた。
猛烈に孤独だった…。
でも、人混みが大嫌いだった。
騒音も大の苦手で、日中は常に耳栓をしていた。
スマホもサイレントに設定し、通知もオフにしていた。
電話がなる事が怖くて、アラームにすらビビるようになっていた。
もはや、生活が成立してなかった…。
辛いのに、虚勢は張っていた。
本来は成りたくない自分に、段々と近づいていく事に、誰よりも気づいていたのは自分だった。
『酒をやめれば、解決する』それは分かっていた。
しかし、酒はやめられなかった。
もはや麻薬みたいなモノだった。
しかし、ついに肉体の限界が訪れた。先月の5月中旬頃だった。
酒ですら身体が受け付けなくなったのだ。入院の準備をしなくちゃならないのに、身体が動かない。
脳が停止したようだった。
あ、オレ、死ぬのカナ?ってボンヤリ考えていた。
それが一ヶ月前の私です。
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