昨日、近所に住む友人に会った。
例のアルコール依存症の仲間で、精神病院に入院していた時に同部屋だった人物である。
先日から随分と胃が痛いとか、胸やけが酷いとかで、しんどそうだったが、昨日は幾分マシなようだった🙂
「医者には行った？」という私の問いには笑って誤魔化していた。
ま、行くワケないわな…😅と私も苦笑いするしかなかった。
元来、アルコール依存症（アル中）になるような人間は、病院や医者が大嫌いなモノなのだ。
理由は酒が呑めなくなるからだ。
アル中は、何よりも酒を呑むことの優先順位が高いので、それを妨げられる事だけは避けたいのである。
思えば、つい一年前は私自身もそうだったのだ…😞
「医者には行った？」という私の問いは明らかに愚問だった。
私は少し平和ボケしてるのかも知れない…イカンな😓
そして、この後「アルコール依存症の真の現実」を知る事となる。
その友人が「最近退院してきた後輩が居るから、見に行きたいんやけど、ちょっと行ってもいいか？」って言うので、私は承諾した。
私もその人物を知ってはいたが、ほとんど話した記憶はなかったし、正直、あまり気乗りはしなかった…。
家に着くと、訪問看護の方（40才くらいの女性👩）が来ていた。
早速、友人と共に家に入ると、そこには凄まじい光景が広がっていた…😨
ゴミ屋敷そのものだった…。
そして、鼻をつんざくワケのわからない凄まじい異臭…🤧🤢
でも、看護師さんは淡々と部屋の片付けをしていた。
当の本人はというと…あり得ないことに、何と全裸で寝ていた😵💦
当然、ベロベロ🤢だったのは言うまでもありません…😥
彼は48才らしいのだが、大の大人が「全裸」なのである😰
私は思わず目を背けた😖
しかし、看護師さんは意に介さない様子で「いつもですから…」みたいな感じで笑っていた。
友人はパンツくらい穿けよ！とツッコんでいたが、穿くことはなかった。
以前、私のケースワーカーが私の家を訪問した時に「いやー、ぶた丸さんはいつも綺麗にされてますね。他の方なんて、もうシッチャカメッチャカなので…」と、そう言っていた事を思い出していた。
私は「マジか…」という心の声を飲み込み、何も言えずに立ち尽くしていた😮
友人はコンビニで買ったポカリスエットを置いて、「アカンわ、話にならんわ。帰ろ」と言い残し、部屋を出た。
私は正直かなり、凹んでいた…
友人は「凄いやろ？でも、いつもあんなんよ。」と笑っていたが、私は笑えなかった。
床に転がるゴミ、そしてワケのわからない異臭…とても人間が住める環境では無かった…。
何か初めて目の当たりにした光景に、私は明らかに引いていた⤵
コレが現実なのか…💧
正直、こんな人物に「節酒しろ。減酒しろ。呑むなら炭酸水で割れ。」なんて言ったところで、全く無駄やろうな⤵💧って思っていた。
別の意味で、住む世界が違った…。
ガチ中のガチのアル中の凄まじい現実に、私はショックを受けてしまい、その後は何も話せなくなってしまった…。
まだ48才なのに…💧何かもう全てが終わっていた。
ドコから手をつけたら良いんだろう？
そんなコトがアタマの中をグルグル回っていた…。
その後は友人と別れて帰宅したが、正直、行かなきゃ良かった…😓と後悔している自分がいた。
上には上が居るな…と、私もワケの分からんことを思っていた。（上だか、下だか、知らんけど…笑）
しかし、私もつい一年前は、そんなに変わらない状況だった事は、決して忘れてはならない…☹️
改めて、気を引き締めるのだった。
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