【転職紀行⑫】懲戒解雇のその後…

※内容の一部が【終わりの始まり⑲】と重複いたします。ご容赦ください。

 

私は9社目の入社にあたる印刷会社をわずか2週間で辞めた。

 

派遣会社の担当者には随分と迷惑をかけてしまった…。

 

私はこの時、【不義理】を働いて転職をすると、その後に必ず罰が当たるという事をまだ知らなかった…。

 

元々、短期間で辞めるつもりだったが、初めて『派遣社員』として働くという事に少なからず抵抗を感じていた。

 

まぁ、早い話、自分の置かれている状況を理解していなかったのだ。

 

『何とかなるさ』そう、思っていた…

 

単なる自惚れバカ野郎だった。

 

 

季節はクリスマス🎄だった。

つまり、有馬記念🐴が近づいていた…

思えば、この年は池添騎手が跨がる、オルフェーヴルが大本命だった。

 

そういえば、留置所のラジオからは、菊花賞をオルフェーヴルが圧勝するアナウンスと大声援が聴こえていたなぁ…とぼんやり思い出していた。

 

ちょうど、そんな頃だった。

モリくんが私をクリスマス🎅パーティーに招待してくれたのだ。

淋しかったから、本当に嬉しかった♫

 

モリはこういう奴だった。

 

モリ君の家では、珍しい『いのしし🐗鍋』が振る舞われた。

初めて食べたが、実に美味しかった😋

 

モリは下戸だが、妹さんは酒飲みだった。酒飲み同士、ウマがあった♫

 

有馬記念はお約束どおり外した(笑)

 

モリくんのおウチにひと晩泊めてもらい、楽しい時間を過ごした。

 

この恩は一生忘れないだろう✨

 

こうして、激動の2011年は幕を閉じた。

 

年が明け、私は某会計事務所に派遣社員として勤め始めた。

 

10社目の勤務先だった。9回目の転職である事は正直に伝えた。

もちろん、皆さんドン引きしたのは、言うまでもない。

 

すきま風🍃が入ってくるような、オンボロの事務所だった…😥

 

そこの受付には可愛い女性👩が居た。

事務所の先生の実の娘さんだった…

 

名をハルミといった。

 

しかし、このハルミが恐ろしく仕事が出来ない超絶ポンコツだったのだ…(-_-;)

 

当然、私が教育係を任命された…

顔は可愛いケド、おバカは嫌いだった😩

 

何を教えても覚えてくれないハルミ…

 

『おいおい!ホンマに先生の娘か?!』

 

何度も言いそうになるのを堪えた…

 

私は確定申告の事務員として従事した。

 

必死にハルミをフォローしながら、実務をこなすのは中々至難だった…(-_-;)

 

そんな時、事務所に出入りする怪しいオバちゃんが居た。

 

放たれるオーラで分かった。

 

タダモノではないと…

 

私のスカウターでは戦闘力が判定不能だった…初期のフリーザ並みだった…

 

又しても、私の運命が揺れ始めていた…

 

まだ年が明けて間もないのに…😭

 

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