※内容の一部が【終わりの始まり⑲】と重複いたします。ご容赦ください。
私は9社目の入社にあたる印刷会社をわずか2週間で辞めた。
派遣会社の担当者には随分と迷惑をかけてしまった…。
私はこの時、【不義理】を働いて転職をすると、その後に必ず罰が当たるという事をまだ知らなかった…。
元々、短期間で辞めるつもりだったが、初めて『派遣社員』として働くという事に少なからず抵抗を感じていた。
まぁ、早い話、自分の置かれている状況を理解していなかったのだ。
『何とかなるさ』そう、思っていた…
単なる自惚れバカ野郎だった。
季節はクリスマス🎄だった。
つまり、有馬記念🐴が近づいていた…
思えば、この年は池添騎手が跨がる、オルフェーヴルが大本命だった。
そういえば、留置所のラジオからは、菊花賞をオルフェーヴルが圧勝するアナウンスと大声援が聴こえていたなぁ…とぼんやり思い出していた。
ちょうど、そんな頃だった。
モリくんが私をクリスマス🎅パーティーに招待してくれたのだ。
淋しかったから、本当に嬉しかった♫
モリはこういう奴だった。
モリ君の家では、珍しい『いのしし🐗鍋』が振る舞われた。
初めて食べたが、実に美味しかった😋
モリは下戸だが、妹さんは酒飲みだった。酒飲み同士、ウマがあった♫
有馬記念はお約束どおり外した(笑)
モリくんのおウチにひと晩泊めてもらい、楽しい時間を過ごした。
この恩は一生忘れないだろう✨
こうして、激動の2011年は幕を閉じた。
年が明け、私は某会計事務所に派遣社員として勤め始めた。
10社目の勤務先だった。9回目の転職である事は正直に伝えた。
もちろん、皆さんドン引きしたのは、言うまでもない。
すきま風🍃が入ってくるような、オンボロの事務所だった…😥
そこの受付には可愛い女性👩が居た。
事務所の先生の実の娘さんだった…
名をハルミといった。
しかし、このハルミが恐ろしく仕事が出来ない超絶ポンコツだったのだ…(-_-;)
当然、私が教育係を任命された…
顔は可愛いケド、おバカは嫌いだった😩
何を教えても覚えてくれないハルミ…
『おいおい!ホンマに先生の娘か?!』
何度も言いそうになるのを堪えた…
私は確定申告の事務員として従事した。
必死にハルミをフォローしながら、実務をこなすのは中々至難だった…(-_-;)
そんな時、事務所に出入りする怪しいオバちゃんが居た。
放たれるオーラで分かった。
タダモノではないと…
私のスカウターでは戦闘力が判定不能だった…初期のフリーザ並みだった…
又しても、私の運命が揺れ始めていた…
まだ年が明けて間もないのに…😭
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