【終わりの始まり⑳】追いかける悪夢

 

今朝は酷い目覚めだ…

 

久しぶりに悪夢をみた。

 

それにしても、酷い内容だった…

 

自己嫌悪というよりも、何か恐ろしく、悲しい気持ちになる内容だった…

 

私はアルコール依存症の治療中である。

 

回復の過程に於いて、悪夢をみたりする事はある、でもそれは悪い事ではなく、むしろ良い兆候であると先生が仰っていたが…

まさにソレが直撃したカタチだろう。

 

悪夢の原因は、10年以上前に遡る…。

 

私は酒気帯び運転で現行犯逮捕され、ある会社を懲戒解雇された。

 

それは既に、【終わりの始まり⑰〜⑲】にて伝えた通りである。

 

その後、その会社自体は親会社の判断により、解散する事になった。

 

私が解雇された5ヶ月後の事だった…。

 

会社にお金は残っていたので、倒産ではなく解散だったのだ。

 

その事自体は、ほとんどの社員が分かっていたので、それほどのショックは無かったように思う。

 

否、やっぱりショックだっただろうな…

 

その際、私は頂ける筈のかなりの額のお金を、自分の過ちで貰えなかったことを後に知ることになったのだ。

 

つまり、会社側は社員に対して、退職金を上乗せ(割増支給)したのだ。

 

私は元人事であり、退職金の引当計算をしていた張本人だった。

 

だから、自分が会社都合退職の場合、受け取れる金額は分かっていた。

 

自分は5年在籍していたので、およそ300万円は貰えていた筈だった。

 

更に、上乗せとなると…

 

プラス最低200万円としても、トータルで500万円は貰えたと予測する。

 

いや、もしかしたら、もっと貰えていたのかも知れない…

 

私よりも後に入社した奴が、その退職金で、ヴェルファイアを新車でキャッシュ、しかも一括で購入したと、風のうわさで知った。

 

正直、衝撃を受けた…

 

しかし、私は、自分の過ちだし、仕方ない…と割り切っていたつもりだった。

 

だが、まだ、自分の中で処理出来ていなかったのだ…。

 

それに改めて気づかされた…😔

 

金額については、以前にモリくんに尋ねた事があった…。

 

しかし、モリくんは

 

『聴かん方がエエっす』

 

とだけ言って、教えてくれなかった。

 

彼なりの優しさだった…。

 

モリくんはそういう奴だった。

 

私は今でも彼の優しさに感謝しながら、生きている。

 

彼もこのブログを読んでくれているだろうから、多少恥ずかしい気持ちもするが、敢えて記事にした。

 

時間は掛かるだろうが、今はアルコール依存症の治療に専念したい。

 

そして、もう二度と酒には逃げない!

 

改めて、そう誓った【2021年9月29日】の朝だった…

 

※悪夢の内容はまた後ほど…😅

 

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