I社長付との秘密裡の会合から二週間…
思いの外、会社の動きは早かった。
本社から、新しい総務部長と総務課長が赴任する事になった。
汚田の更迭が決定した。
汚田自身のリクルート活動はほぼ終了していた為に、ヤツに甚大なるダメージを与えられなかったのは残念だったが、失脚させることには成功した。
汚田が私を睨むその眼が、私にとっての目的達成を物語っていた…。
しかしながら、内部告発は所詮、告発者は無傷じゃ済まないのだ…。
私自身も、社内の内部情報を社外の人間に流した罪に問われたのだ。
私が汚田の不正をリークした派遣会社の上層部が、本社の親会社のS友金属に報告したのだ。
ま、派遣会社がS友金属に泣きついたという事だ。
S友金属に言われたら、親会社も動かざるを得なかったのだろう…
私は総務部から製造部へ異動となった。
完全なる『左遷』だった。
しかし、私は全く落胆していなかった。
むしろ、満足😊だった…。
赴任してきた総務課長のＹさんとは、仕事で直接絡みがあったので、Ｙ課長は私の実力を知ってくれていた。
私が現場に異動する理由を聞かされていなかったようで…
不思議でならなかったようだった😅
私が異動する前日に、アッキー👩たちにその事を伝えた。
特に、アニマル浜口の娘にそっくりだったM姉さんは、私の異動が信じられなかったらしく、最後まで笑い飛ばしていた。
私は翌日から製造部に異動した。
周りの対応は不自然極まりなかった…
恐らく、会社からの刺客みたいに思われていたのだろう…（笑）
しかし、そこでは私への汚田の復讐が待ち受けていた…
汚田は、私を徹底的にイジめるように、現場に居る自分の手下に指示出しをしていたのだ。
ま、私はソレも折り込み済みだった…。
あからさまなイジメを受けたが、意に介さなかった…。
逆に、あからさまに反撃💪してやったものだった…痛快だった🤣
しょーもない奴だった…。
喧嘩を売るなら、相手を見ろ！！（笑）
しかし、結果として…
私は総務を外れ、現場に行った事で、九州に行くことになった。
そこで、過ちを犯し、懲戒解雇になった…
貰える筈の多額の退職金も貰えなかったワケだ…。
私がもっと器用に生きられていたなら…
己の不器用さに、たまに反吐🤮が出そうになる…
私は、これからも、悪夢😈を見続けていくのだろう…
今回でこのシリーズは完結となります。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。m(_ _)m
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