【終わりの始まり㉗】人生ワーストの転職

 

私は三重県桑名市に居た。

 

三重県なんかには生まれて初めて来た。

 

大阪の鶴橋から近鉄🚃に乗って、遥々やってきたのだった…

 

串カツ屋をリストラされてから、

わずか10日後だった…

 

連日、チューハイを呑みまくりながら、

毎日がブラックアウトの連続だった。

 

そんな最中の転職だった…

 

絶対に、上手くいくハズがなかった⤵

 

今までの転職の中でも、

 

ワースト中のワースト

 

と言って良かった。

 

これで、15社目の入社となった。

 

ちなみに、会社は和食ダイニングレストランを運営している会社だった。

店長候補という待遇で、賃金は良く、寮費も光熱費も無料だった。

 

14回目の転職であった…

 

それにしても、準備もクソもヘッタクレも無かった…

気づいたら、三重に居た…

 

まさに、そんな感じだった…

 

現地で『赤帽』と待ち合わせた。

 

上手く合流し、会社借り上げの

レオ○レスに早速、荷物を搬入した。

 

しかし、搬入して間もなく…

近くのコンビニに行って、チューハイを

買い込んで、呑んでしまったから、

その後の事は丸っきり覚えていない…

 

その翌日も一日中、ただ呑んで過ごした…

 

到着日の翌々日が初出勤日だった。

 

寮から自転車🚲で10分と聞いていた。

Googleで検索しながら、目的地へ

向かうのだった。

 

しかし、20分くらい漕いでから、異変に気づいた…💦

 

職場が全然近づかないのだ…💧

 

距離にして、20kmと表示されている…

 

これは、おかしい!!と感じ、コンビニに立ち寄ってみた。

 

店員に聞くと、とても自転車🚲で行ける距離ではナイと仰せになられる💦

 

会社に連絡を入れると、間抜けな事務員が、直ぐにタクシーを拾って下さい!との事だった。

 

コンビニに自転車🚲を置かせてもらう許可を取り、職場へ向かった💨

 

タクシーの運転手からも大笑いされたのは言うまでもない…

 

初日から、この有り様だった…💧

 

まだ、職場にすら着いていない(笑)

 

先が思いやられるというレベルを遥かに超越していた…

 

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