13社目にあたる職場は、いかにも
『プラント』という感じだった。
地元にあるクライアント(化学工場)
は、中々の優良企業らしかった。
化学製品をつくっているんだなぁと
思わせる感じが漂っていて、敷地内に
充満している鼻にツンとくる臭いや、
変色した床の色など、ヤバそうな雰囲気
は感じられた。
私はアメリカの飛行機(ボーイング?)
に塗装する薬剤(硬化剤?)をつくる
工程に配属された。
良く分からなかったが、何に使われる
とかには全く興味は無かった…。
職場は私を入れて8名在籍となった。
2名4組で3交替を回すとの事だった。
まぁ、この8名は変なヒトも居なく、
特段問題は無かった…
しかし、この仕事には単に流れ着いた…
という感じが有りありで、ヤル気の感じ
られる人間は、やっぱり居なかった。
工程は実に簡単だった。
白い粉をすくって、機械に入れて固めて、それを更に破砕して、篩(ふるい)にかけて、粒を造るだけだった。
粒を充填し終わった後の、重さ80kgの樽はまずまず重かった💦
ただ、扱う製品(白い粉)はゲキ薬物らしく、吸い込んだり、目に入ったりすると、ヤバいらしいというハナシは聞かされた。
その為、仕事終わりには、必ず大浴場に入ってカラダを綺麗に洗ってから帰ることを義務づけられたのだ。
最初は新鮮で楽しかった。
しかし、季節が冬に入ると、自転車🚲通勤の私は湯冷めしてしまい、風邪🤧を引きそうで、入浴が嫌になっていた…
仕事は、最初の4時間程度がんばって、後半の4時間はゆっくりするというスタイルだった。
まぁ、私には楽ちんだった🎵
最初は職場に溶け込めていた…。
しかし、私が大卒である事を知ったクライアントが私を引き抜こうとしてきたのだ。
その辺りから『潮目』が変わった…。
一気に周りからの妬みが始まったのだ。
私は、自分が大卒である事を恨んだ…
入社から3ヶ月は良かったが、後半の3ヶ月はイジメに耐える日々だった…😞
今後の展開は、全て…
【終わりの始まり】シリーズ
に凝縮して、展開させて頂きます。
【転職紀行】は、13社目の
化学薬品の製造オペレーターにて、
一旦終了とさせて頂きます。
次回の、その㉒にて、完結となります。
今まで読んで下さり、
誠にありがとうございました。m(_ _)m
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