【終わりの始まり⑧】赤ちゃんを授かる

 

故郷に戻った私はボロボロだった…

 

虚無感に支配され、楽しかった関東での思い出ばかりを引きずって、後ろ向きな時間を過ごしていた。

 

両親と祖母は優しかった。

 

何も言わず、見守ってくれた。

 

徐々に元気になっていったが、

友達が居ない事が

何より一番辛かった😢

 

しばらくの間、やめていた競馬🐎を

また、やり始めたりした。

 

それが結構当たった🎯

 

そのあぶく銭で、淋しさを埋めるため

 

フーゾクにハマった。

 

関東の洗練されたのとは全然違った、

昭和の匂いのするレトロな

 

『ホテヘル』だった。

 

でも、私にはそれがハマった。

 

料金は60分、ホテル込みで1万5千円だった(ように思う)。

 

女の子はワケありばかり(苦笑)

 

でも、女の子からは標準語を喋る私は

新鮮だったらしく、ウケは良かった♪

 

ヘルスなので本番NGなのに、何故か最後までたどり着くケースが多かった。

 

今思うとアブない行為だった…(-_-;)

 

そんな頃、大手のコールセンターが

管理者候補を募集していた。

 

軽いキモチで応募した。

 

選考はトントン進み、1次面接、2次面接、そして最終の役員面接まで進んだ。

 

そして、とうとう内定を頂いた。

 

後から聞いたのだが、パソコン上級者で標準語を話せる人間は珍しかったというのが採用した理由だったらしい。

 

正直嬉しかった。

 

故郷に戻って3ヶ月、これでニートを卒業できる!

 

心身共にかなり回復していた。

 

31才を迎えていた。

 

大学卒業後、既に6社目…5回目の転落だった。

 

もちろん、当たり前のように経歴は加工していた。

 

会社には本当は6社目だったが、

4社目という事にしといた。

 

(それでも多いが💧笑)

 

この頃から既に息を吐くように

嘘をついていた。

 

アル中は虚言癖を持つヤツが多い。

 

管理者候補として入社した私は

入社して4日目にして、

会社の都合で異動となった。

 

人事担当となった私は意外とハマり、楽しい日々を送っていた♪

 

仕事をし出すと、実家暮らしが

段々と窮屈に感じだした。

 

(勝手なモンだ!😤)

 

とにかく女性にモテた時期だったので

声を掛けては一緒に食事に行ったり、

飲みに行ったり取っ替え引っ替え

遊びまくっていた。

 

ひとり暮らしを再び始めた私…

 

後に、妻さんとなる8つも年下の女性と

お付き合いしていた。

 

体型もスリムになり15キロも痩せ、

75キロになっていた。

(ちなみに私は背は178です)

 

この頃は酒の失敗談は余り無かったが…

一度、酔っ払って…部屋でコケて、

大層な痛手を負ったことがあった💦

 

朝起きたら、床に寝ていて、腰と後頭部に激痛が走った。

 

後頭部は、何故か…

床にくっついて離れなかった。

 

確認すると、目を疑った😯

 

こんもりとした大量の血のりが

べっとりと床に付着していた!

 

後頭部はザクリと裂傷していた。

 

ベッド脇にあるサイドボードには、

血痕が付着していた。

 

酔っ払った私はコケて、

頭を強打したのだろう。

 

そして、意識を失い、

そのまま寝てしまったのだ。

 

彼女さんに近くの病院に連れられ、4針縫ってもらった。

 

まぁ、普通の人ならば体験する事は無いでしょう。

 

ちなみに彼女(後の奥様)はその珍しい現場の写真を撮りまくっていた(笑)

 

 

そして・・・・・

 

何と…

 

赤ちゃん👶を授かるコトになる!!

 

 

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