馬鹿な奴だ…😮💨
あれ程注意していたのに…💧
昨夜、知人の患者がドボン部屋（反省室）に入った。
いや、正確に言うと、私が彼を送り込んだことになる。
ま、カンタンに言えば、私が看護師にチクったのだ。
してやったり！みたいな感情は全くなく、嬉しくも何ともない。むしろ、最悪に気分が悪い😓
昨夜の彼は明らかに異常だった…。
自分の病室から出てきた彼は、皆んなが野球⚾観戦をするTVのあるホールに入ってきたのだが、最初からおかしかった…。
私は直ぐに彼の異変に気づいた。
彼の目👀は真っ赤に充血していて、頬も赤かった。
様子も明らかにおかしい。
表情はトロ～ンとしていて、いつもはベラベラ喋りまくる彼が、全然喋らないのだ。
そして何よりも、メチャクチャ酒臭いのだ。
私の鼻🐽は本当に良い。アルコールチェッカーなんかよりも優秀に嗅ぎ分ける事が出来る。
しかし、鈍感な周りの患者は全く気づかない。
これはマズい…💧私は考えた。
先日から、彼の飲酒に気づいていた私は彼の知人患者と共に、このまま飲酒を続けると危ないぞ！と釘はさしていたのだ。
最近の彼が早朝8時から外出し、酒を買い込んで、自室に持ち込んでいたのを私は知っていた。
外で呑んできて、病院に戻りアルコールチェッカーに引っかかるのが通常のパターンだが、今回のは違う。
このパターンは看護師も捕まえるのには骨が折れ、捕まえる難易度も上がる。
しかし、一部の患者と話をして、私は決断した。
私は300％の確信を持って、看護師に情報を告げた。
彼はあまりに呑みすぎた…。
完全にスリップしている。
臭いで分かるが、ストロングゼロの500mlを2本は呑んでいる…。
昨夜は調整をミスったのだろう。
晩ご飯後に呑んだのだろうが、21時までにヌケなかったようだ。
結果は、言うまでもなく【逮捕】。
看護師に連れられて、彼はドボン部屋に行った。
やはり、周りの患者へのしめしがつかない。
断酒する意志がないヤツには退場してもらうしかないのだ。
『これでいい…』目上の先輩患者が私の肩に手をかけてくれた。
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