【お酒の怖さ④】失った時間は取り戻せない

 

私はお酒で多くのモノを失いました…

 

妻、我が子、両親からの信頼、親友、

仕事、愛車、お金、健康、

そして『時間』…

 

これで全てではないでしょう。

 

取り戻せないものばかりです。

 

『自分はフツーではないのかも…』

 

ぼんやりとは考えてはいたが、本当の意味で気づいたのは、つい最近だった。

 

お話しにならない。

 

常に酔っ払っているから、何事も突き詰めて考えない。

 

過去は振り返らない。

 

『今が良ければそれで良い。』

 

何年間もそんな刹那的は考え方で

生きてきた。

 

亡くなった兄に対しても、後ろめたい気持ちがどんどん高まっていき、

お墓参りやお仏壇に手を合わせる回数も徐々に減っていた…。

 

今年に入り、特に五月あたりから自身の体調に異変が生じ始めていた…。

 

頻繁な頭痛、異常な発汗、喉の渇き、

視力の低下、手の震え、どもり、

激しい動悸、記憶力の低下

 

これは全てが酒が原因だった。

 

一部は糖尿病の影響も絡んでいるが、

立派な『離脱症状』だった。

 

それは仕事にモロに影響した。

 

コールセンターで上手く話せないのは致命的だった。

 

手が震えるから、キーボードの入力も遅くなり、誤打も増えた。

 

簡単な約束事ですら忘れるようになってしまっていた…

 

本当に廃人のようになっていた。

 

入院するのが遅過ぎた…。

 

6月から7月に入ると、更に

症状は加速していった…。

 

世間に対しての関心が無くなっていた。

 

悩んだりする事もなくなり、ただただ酒の事ばかり考えている自分がいた。

 

『早く南海トラフ地震が起こらないかな?』なんて、馬鹿げた事を考えたりしていた。

 

これが酒の怖ろしさです。

 

薬物乱用と何ら変わらないのです。

 

身体は完全には回復しないでしょう。

 

失った、かけがえの無い時間は、

返ってはこないのです。

 

どうか、皆さまはこんな馬鹿げた悲しい人生を送って欲しくはないです。

 

もちろん、成功者はこんな話には興味もないでしょう。むしろ酒のつまみみたいに思っておられる事でしょう。

 

しかし、私は生きています。

 

私のようにアルコール依存症という病気に苦しんでいらっしゃる方に語りかけているのです。

 

頑張らなくて良いです。

 

一刻も早く病院に行って下さい。

 

私はこれからも継続して『酒の怖さ』を訴えていきます。

 

それでは、また。

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【お酒の怖さ⑤】へつづく

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