リーマンショックが襲った。
にも関わらず、
まだ会社の上層部は楽観的だった。
シャープのCMで吉永小百合さんが
『救うのは太陽だと思う』
と言っている。
だから当社は大丈夫だ!
とか社長が言っていた。
アホ過ぎる…。
危機意識が無さ過ぎだ💧
私はこの頃から嫌な予感がしていた。
案の定、ドイツのFIT(フィードインタリフ制度)が崩壊した。
大口の取引先から注文のキャンセルが相次ぐようになった。
増え続ける在庫…
動揺し始める従業員…
(ザワザワザワザワ)
私もこの頃から『脱出』を少しずつ考え始めていた。
(逃げ足は早い…笑)
ちくしょー!
安泰だと思っていただけに…
と酷く落胆したものだった。
しかし、私は元々、自分の会社の製品に疑念を持っており、本当に優れているのか??甚だ疑わしかった…。
正直、こんなモン、よう買うわ…
とドイツ🇩🇪に対して思っていた。
いずれ、中国や韓国にマネされて、価格競争になり淘汰されていくんだろうな…と冷めた目で見ていた。
この頃からまた酒🍶の飲み方が荒れてきたのだった。
当時は1.8リットルの紙パックの焼酎を呑んでいたが、たった2日で空けるようになっていた…。
チューハイも350mlで呑むのが煩わしくなり、500mlで呑むようになっていた。
平日で4〜6本。土日だと12〜16本呑むようになっていた。
まさに、モンスターだ。
恥ずかしかったのは、レジの女の子に
『これ、お一人で飲んでるんですか?』
と真顔で聞かれたコトだった…
私は苦笑いするだけだった😅
そんな最中、例のモリくんは結婚した。
綺麗な奥様だった✨
しかし、会社は2008年9月以後、
一気に業績が悪化する事になった…
そう、まるでジェットコースターのように…
もう、フィリピンパブには到底、行けなくなっていた…
自宅飲みが復活していた。
目の前に、展開される経営資料…
お先はもう真っ暗闇だった…😰
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