【終わりの始まり⑬】厄年突入

 

リーマンショックが襲った。

 

にも関わらず、

まだ会社の上層部は楽観的だった。

 

シャープのCMで吉永小百合さんが

『救うのは太陽だと思う』

と言っている。

 

だから当社は大丈夫だ!

とか社長が言っていた。

 

アホ過ぎる…。

 

危機意識が無さ過ぎだ💧

 

私はこの頃から嫌な予感がしていた。

 

案の定、ドイツのFIT(フィードインタリフ制度)が崩壊した。

 

大口の取引先から注文のキャンセルが相次ぐようになった。

 

増え続ける在庫…

 

動揺し始める従業員…

 

(ザワザワザワザワ)

 

私もこの頃から『脱出』を少しずつ考え始めていた。

 

(逃げ足は早い…笑)

 

ちくしょー!

 

安泰だと思っていただけに…

と酷く落胆したものだった。

 

しかし、私は元々、自分の会社の製品に疑念を持っており、本当に優れているのか??甚だ疑わしかった…。

 

正直、こんなモン、よう買うわ…

とドイツ🇩🇪に対して思っていた。

 

いずれ、中国や韓国にマネされて、価格競争になり淘汰されていくんだろうな…と冷めた目で見ていた。

 

この頃からまた酒🍶の飲み方が荒れてきたのだった。

 

当時は1.8リットルの紙パックの焼酎を呑んでいたが、たった2日で空けるようになっていた…。

 

チューハイも350mlで呑むのが煩わしくなり、500mlで呑むようになっていた。

 

平日で4〜6本。土日だと12〜16本呑むようになっていた。

 

まさに、モンスターだ。

 

恥ずかしかったのは、レジの女の子に

『これ、お一人で飲んでるんですか?』

と真顔で聞かれたコトだった…

 

私は苦笑いするだけだった😅

 

 

そんな最中、例のモリくんは結婚した。

綺麗な奥様だった✨

 

 

しかし、会社は2008年9月以後、

一気に業績が悪化する事になった…

 

そう、まるでジェットコースターのように…

もう、フィリピンパブには到底、行けなくなっていた…

 

自宅飲みが復活していた。

 

目の前に、展開される経営資料…

 

お先はもう真っ暗闇だった…😰

 

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