【終わりの始まり⑭】会社大赤字へ…

 

会社の業績が急転直下した。

 

取引先がドイツ🇩🇪の会社のみだった事が災いした。

 

もう、ドイツは買ってくれなかった…。

 

急に新たな販売先など見つかる筈も無かった。

これも営業部門の怠慢だった。

 

しかも、既に中国や韓国の競合他社が乗り出してきており、製品の価格破壊は始まっていた。

 

最高で1枚600円で売れていたシリコンウェーハは、250円まで下落していた。

 

ほぼ原価だった…😨

 

更に技術革新も進んでいた。

 

当社の製品よりも電気の変換効率が良いシリコンウェーハが出回っており、品質でも後塵を拝してしまった。

 

当社に居た中国人の技術者も母国に帰ってしまった…。

 

一番経営状態が良かった時に、設備投資、技術開発、技術者採用を怠った明らかな経営陣のミスだった。

 

仕事をしたくても仕事が無い従業員。

 

会社に来ても、工場の掃除、草むしり、ペンキ塗り、ひび割れ補正ばかり…

 

臨時休業も最高で月に8日も取らされた。

 

交替勤務もなくなり、残業もなくなり、収入は激減した。

 

前年に破格の額だった賞与は半減していた…

 

住民税の支払いに苦しめられた😖

 

私はその頃、既に総務から外され、現場のオペレーターに異動になっていた。

 

上司の不正を内部告発したのだ。

(不器用な性格は治らない…😅)

 

当然逆らった代償は大きかった。

 

しかし、3交替のオペレーターは意外に楽しかった♫

 

しかし、現場に飛ばされた事が、

後に人生の『ターニングポイント』

になるとは知る由もなかった…(-_-;)

 

例のモリやユータは、相変わらず楽観的で、爽やかなバカだった(笑)

 

私はそんな彼らが大好きだった♫

 

他のオペレーターは本社に出向となり、北海道に行く奴も居た。

 

2010年は業績低調なまま終わる事になった。酒呑んで、競馬やって、風俗行ってた記憶しかない。

 

そして、激動の2011年を迎える事になる…🌀

 

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